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佐藤
2023年02月13日

トルコの大地震

こんにちは!

営業部の佐藤です。

2月に入り、寒暖差が激しくなりましたね。
昨日はコートを着ていると少し汗ばむような陽気だったのに、今日は冷たい雨。

体調を崩しやすい季節となりましたので、体には気を付けて過ごしましょう!

さて、最近ショッキングなニュースがありました。


「トルコの大地震」

毎日毎日、ニュースで流れる凄惨な光景に目を覆いたくなりますね。
死者数は、トルコとシリアを合わせ3万7000人を超え、ついに東日本大震災の累計死者・行方不明者数を越えたとのこと。
東日本大震災の死者・行方不明者数が、1万9000人と言われていますのでその甚大な被害が伺えます。

東日本大震災の死者数の死因の約92%が、津波による溺死と言われる中、
M7越えの地震が内陸を震源地に2回起きたとはいえ、津波の発生していないトルコでのこの死者数は異様に感じますね。

甚大な被害の要因は、調べてみるとどうやら2つあるようです。

・耐震に対する国の意識の低さ
何とトルコでは、お金さえ払えば国の定めた耐震基準をクリアしていない違法建築物を建てたとしても行政処分を免れることができるそうです。一部では、この制度を使い約50%以上の建物が違法建築物だったとの報道もあります。

・建て替えの少ない社会であるということ。
トルコでは、住居を世代で受け継げるレンガ積みの住居が多いため、現在の耐震基準が制定される以前の建物が多くあったそうです。

この2つの要因が重なることで甚大な被害を引き起こしてしまいました。
2つ目の理由に関しては、文化などもあり対応が難しかったかもしれませんが、1つ目の理由は人災とも呼べる由々しき事態のように感じました。


このような大きな地震があると、地震大国と呼ばれる日本に住む僕たちにも不安が呼び起こされますよね。
しかし、いたずらに不安になる必要なないと僕は思っています。

と、いうのも日本は地震大国として幾度と起きてきた大地震の被害から学び、対策を打ってきたからです。

1981年の耐震基準の大幅な見直しの際には、
それまで、「震度5程度の地震に耐え得る住宅」が基準だったものを「震度6強以上の地震で倒れない住宅」に変更しています。
これによって、震度6強や震度7の地震が起きても倒壊しない建物を建てることが義務づけられたのです。

もちろん、上記基準が最低基準の耐震等級1であり、ここからさらに1.5倍の地震が起きても倒壊しないように建築する耐震等級3までの耐震等級が定められました。


それから、約20年後の2000年には、更に基準が設けられます。

①地盤に応じた基礎の設計(実質的な地盤調査・改良の義務化)
②柱同士の接合部の金具の取り付け
③偏りのない壁や柱の配置

このように、時代や経験を踏まえ、日本の耐震基準は進化し続けてきました。


standardでも、東海地震が危惧される静岡で建築をされるご家族様が安心して生活いただけるよう様々な地震対策をしています。
耐震等級3相当の構造に、住宅に伝わる地震の揺れを抑制する制震ダンパーの設置…。


(詳しくはこちらから https://www.by-standard.jp/concept-quality/

地域の皆さんに自信をもってお勧めできる仕様となっております。

どうしても、デザインに目が行きがちなstandardの建物ですが(カッコよさにも自信あり!)、
何十年も笑顔を育む場所だからこそ、構造にも1度目を向けてみてくださいね。

更に詳しいことが気になる方は、ぜひご予約を!

皆様のご来店、ぜひお待ちしております!!!!

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